(乗り越えてくれることを願って…。)
サントラの名曲の数々を生み、"ロックの殿堂"入りを果たした英国の人気バンド、「ビージーズ」のロビン・ギブ(62)が体調を崩したのは昨年秋のこと。その闘病生活は、ついに昏睡状態に陥ってしまったようだ。
メイン州、子供の肥満
消化器系の炎症により昨年10月に入院した時には、誰もがロビンの激痩せぶりとひどい顔色に、彼が何かもっと重い病気を抱えているのではないかと疑った。案の定その翌月には「肝臓がん」であることが発表され、長期を覚悟の闘病生活に入った。今年になると体調を一時的に持ち直し、仕事への復帰が期待された時期もあったものの、3月にはもう何回目かになるという大腸の部分切除の手術を余儀なくされ、体力を落としたという。
麻痺を治すためのマイアミのプロジェクト
奇しくも、彼の双子の弟であるモーリス・ギブは2003年に腸閉塞を起こし、その手術中に心臓発作に見舞われて53歳で命を落としている。実は自身も同じ症状を訴えることがあったロビンは、その治療をいち早く受けており、幾度も発症する傾向があるという医師の説明に、何もしないで油断しているモーリスをひどく歯がゆい思いで見ていたそうだ。
染色体と鎌状赤血球貧血
ロンドンの病院に入院しているロビンの傍らには、妻のドワイナさんや息子のロビン・ジョンさんが付き添い、90代ながら健在である母バーバラさんと、兄のバリー・ギブもロビンの看病に必死のようだ。だがロビンの公式ウェブサイトは、14日付で彼が肺炎を併発して昏睡状態に陥ったことを伝え、彼のために祈りを捧げて欲しいとファンに呼びかけた。ステージへの復帰をとても楽しみにしていたというロビン、才能あふれるシンガーソングライターであっただけに、今はただ祈るばかりである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)
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